2008年に韓国で華々しくデビューした6人組の男性アイドルグループ『2PM』。野性味あふれるダンスパフォーマンスを武器に快進撃を続けてきました。2010年には日本でメジャーデビューを果たし、シングル『Take off』を発売。以降、全国アリーナツアーを成功させるなど、日本のK-POPファンを魅了しています。その一方で、2PM屈指の人気メンバーであるテギョンさんの脱退理由が噂になっていますが、真相はどうなっているのでしょうか。
2pmテギョンの脱退理由
2023年に有明アリーナで開催された15周年コンサートの後から目立ったグループ活動がないものの、メンバーの脱退はありません。一体なぜ『2pmテギョンの脱退理由』という噂が出ているのか調べてみました。
所属事務所を退所
2PMは、JYPエンターテインメントに所属するアーティストの中で最古参。事務所の屋台骨を担い、JYPというブランドを確固たるものにした功労者です。その実績が評価され、2018年には対外協力取締役に任命されました。当時、テギョンさんはJYPとの再契約を保留にしたまま軍に入隊。兵役の義務が終了した後、契約更新について議論し、他事務所への移籍を決断しました。
ファンは6人が揃ってこそ2PMだと思っていたため、びっくり仰天。退所の報道が噂の発生につながったようです。
環境や待遇に不満?
テギョンさんは、所属事務所を移籍したものの、2PMの活動のみJYPで継続。2024年12月、JYPの創設者であるパク・ジニョンさんのコンサートが開催された際には、2PMのメンバーとして参加しました。パクさんをはじめ、自分をスターの座へと導いてくれたスタッフに感謝し、JYPとの関係を断っていないのでしょう。
しかし、待遇が膨大な仕事量に見合っていない、生活が制限されるなど、さまざまな不満をJYP所属のアーティストが訴えています。テギョンさんも自身を取り巻く環境に嫌気がさしていたのかもしれません。
一般女性と真剣交際
デビュー以降いっさい熱愛騒動のなかったテギョンさんですが、2020年6月に2つ年下の女性会社員と交際していることを認めました。兵役中も愛を育み、休暇の際にはラフな服装でデートを満喫していたらしいです。
熱愛発覚によって男性アイドルの人気が急落するケースは珍しくありません。交際を公表した時には「将来を見据えてアイドルを引退するのではないか」などの憶測がSNS上に飛び交いました。色々な出来事が偶然にも同時期に重なったため、『2pmテギョンの脱退理由』という検索ワードが急浮上したのではないでしょうか。
現在の活動
テギョンさんが移籍先に選んだ51Kは、2009年に創設された若い芸能事務所です。ベテラン俳優であると同時に、映画投資家の顔を持つソ・ジソプさんが所属し、才能を秘めた逸材を発掘してきました。テギョンさんは、ソ・ジソプさんの目にとまったことで移籍した後、立て続けに話題作に出演。アメリカを代表するエージェンシーであるWMEとの専属契約が実現し、ハリウッド進出にも意欲をみせています。
ここからは2025年2月時点(現在)の活動をチェックしていきましょう。
邦画に初出演
2024年12月下旬に公開された木村拓哉さん主演の映画『グランメゾン・パリ』。本作でテギョンさんは日本映画への出演を初めて経験しました。
テギョンさんが演じるリック・ユアンは、カナダと韓国にルーツを持ち、3カ国語を話せるパティシエです。料理に対して非常にストイックなため、木村さん演じる尾花と対立することに。難しい役を熱演し、その奮闘ぶりが韓国でも話題になっています。2025年は日本以外の国でも順次公開されるため、舞台挨拶で大忙しになるはず。
減量とボクシングで役作り
2025年8月にNetflixで配信予定の『ソウルメイト』は、磯村勇斗さんとテギョンさんの2人が主演を務めるヒューマンドラマ。ベルリン・ソウル・東京、3つの首都を舞台に、壮大なスケールで人間模様を描いています。
テギョンさんは、シナリオを読み進める中で自身が演じるキャラクターに興味を持ち、出演を決意。減量とボクシングによるトレーニングを重ねて撮影に臨んでおり、ファンの期待を裏切らない渾身の作品に仕上がっています。
まとめ
『2pmテギョンの脱退理由』という噂には語弊があります。テギョンさんは所属していたJYPを退所したものの、2PMを脱退していません。事務所移籍後はグループ活動と並行して、俳優業にも精力的に取り組み、幅広いジャンルの作品に出演。韓国語や日本語のほかにも複数の言語を話せるマルチリンガルのため、さらなる飛躍が楽しみですね。